コンサドーレ
2025/05/29 18:20

西野奨太が21歳初陣へ闘志 「後れを取っているので…」描いた未来と現在地は

21歳最初のゲームとなる仙台戦へ向けて調整したDF西野=撮影・宮西雄太郎

■5月29日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は29日、札幌市内で第18節・仙台戦(31日、Qスタ)へ向けて全体練習を行った。前日が誕生日だったDF西野奨太は「上位との試合は毎回、良くない試合が続いている。絶対に勝ちたい」と21歳最初のゲームへ気合十分。レギュラーの座を確立しつつある背番号47は、価値ある白星を自らに贈るつもりだ。

良くなかった次の試合こそ、今後の自分に重要

 苦い経験を成長の糧にする。前節の鳥栖戦は前半に2失点。数的不利で迎えた後半に見せ場をつくるも、アディショナルタイムに1点を返すのが精一杯だった。完敗を喫した一戦を振り返り「ふがいないプレーばかりだったけど、切り替えてやるしかない。良くなかった次の試合こそ、今後の自分のキャリアにとって重要になる。試合内容が悪い中でも結果を残せる選手にならないといけない」と表情を引き締めた。

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 2021年にクラブ史上最年少でリーグ戦デビューを果たした西野は、育成型期限付き移籍などを経験しながら順調にプロサッカー選手としてのキャリを積んできた。対人戦の強さに優れた戦術眼を併せ持つ若き才能はチームに欠かせない存在となったが、本人が描く未来予想図はもっと壮大だ。

「同世代には海外へ行っている選手もいっぱいいる」

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