ファイターズ
【プレーバック】パ・リーグ7回戦 楽天7ー8日本ハム(5月10日、エスコンフィールド北海道)

万波の満塁弾返しで激戦制す
日本ハムは両チーム合わせて4本塁打が飛び出す打ち合いを制し、8-7で楽天に競り勝った。楽天に連勝し、今季初めて本拠地エスコンでカード勝ち越しを決めた。先発した加藤貴之投手(32)は3点リードを守れず四回で降板。2番手で五回を無失点に抑えた山本拓実投手(25)が、今季初白星を手にした。
一発攻勢の試合が幕を開けた。まずは一回、フランミル・レイエス外野手(29)の7号ソロで先制。二回にすかさず万波中正外野手(25)が8号2ランを放ち、リードを3点に広げた。
しかし四回、抜群の安定感を誇る左腕、加藤貴が崩れ、満塁弾を含む6失点で逆転を許す。直後の攻撃で五十幡亮汰外野手(26)の中前適時打で1点かえし、ビハインドを2点に縮めた。ハイライトは五回の攻撃。2四球と安打で無死満塁という絶好機に打席が回ってきた万波が、9号グランドスラムを放ち8-6と逆転に成功した。万波の満塁弾は、2024年8月6日の楽天戦(楽天モバイル)延長十回、則本投手から放って以来2本目。
六回に3番手としてマウンドに上がった斎藤友貴哉投手(30)が無死一、三塁のピンチを招き、遊ゴロの間に1点失う。2死二塁で救援した宮西尚生投手(40)が楽天のドラ1ルーキー宗山を空振り三振に斬って取り、見事に火消しした。最後の九回は田中正義投手(30)と伏見寅威捕手(34)のバッテリーで逃げ切り、日本ハムの貯金は今季最多の「5」に増えた。
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(全12カット)





