ファイターズ
田宮裕涼が2年連続開幕マスクへ ソフトクリームでパワーチャージ!? 胸に刻む恩師の言葉とは

スロー調整もロッテ戦で先発復帰
日本ハムの田宮裕涼捕手(24)が、シーズン開幕に向けて猛アピールを誓った。昨年10月に右肘のクリーニング手術を受けた影響などで調整が遅れていたが、今月12日のロッテ戦で先発復帰。2年連続の開幕スタメンマスクへ「(新庄)監督が決めることなので、頑張るだけです」と言葉に力を込めた。
朝からアイス
ソフトバンクとの3連戦を終え、17日は北海道への移動日。スイーツ好きの24歳は、福岡空港の売店でいちごのソフトクリームを発見した。周囲をキョロキョロと見渡し、照れくさそうに注文。「朝からアイスを食べているやばいやつです」と、おいしそうに頰張っていた。
昨季はプロ6年目で開幕スタメンの座をつかみ、自己最多の109試合に出場するなどブレーク。今年は春季キャンプから右肘の状態などを考慮し、スロー調整を続けてきた。
オープン戦では主に代打での起用だったが、12日のロッテ戦(ZOZOマリン)でスタメンマスクに復帰。開幕投手に内定している同学年の金村とバッテリーを組んだ。「久しぶりに出たので、頭をすごい使いました。開幕に向けて、良かったなと思います」。
アイシングにもハマる
シーズン開幕まで2週間を切り、右肘の状態は「だいぶ良くなりました」と上向き。試合前のウオーミングアップでは、ゴムチューブで念入りにケアを行い「最近はアイシングにハマっています」と笑う。

打撃もアピールしたい
持ち味のバッティングでも結果を残したいところだ。オープン戦の打率は.083(12打数1安打)。唯一の安打は、代打で起用された11日ロッテ戦(ZOZOマリン)で放った左中間適時二塁打と「(出身の)千葉だったので、何か打てました」。正捕手を争う伏見、郡司は打撃でも存在感を発揮しており、「打てていないので、打つ方でもアピールしたいですね。(攻守)両方で頑張ります」と意気込む。