【一問一答】明瀬諒介 1軍練習に参加 得意の打撃でアピールし新庄監督の期待に応える
名護での1軍練習に参加した明瀬。打撃練習に汗を流す=撮影・松本奈央
日本ハムの明瀬諒介内野手(19)が6日、沖縄・名護で行われた1軍キャンプの練習に参加した。4日に国頭で行われた紅白戦で1安打を放つと、視察していた新庄剛志監督(53)の「1軍の中に入ってのプレーぶりを見てみたい」という意向を受けて、7日までの練習参加が実現した。2年目シーズンを迎えた若きスラッガーが、チャンスをものにして主力への第一歩を踏み出していく。主な一問一答は以下の通り。
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―初めての1軍での練習を終えて
「すごく緊張しました」
―1軍への練習参加はいつ、誰にどのような形で伝えられたか
「きのうですね。マネジャーから言われました」

―率直に感じたことは
「いい経験ができるな、というのはありました」
―新庄監督とは何か話をしたか
「あいさつをした時に少しだけ。たぶん紅白戦の時のことだと思うんですけど、初球からしっかり振れていて良かった、みたいな感じで言われました」
―紅白戦での手応えは
「実戦が(今季)初めてだったので、来た球を振るというか、そんな感じでいきました」
―紅白戦でヒットを記録。アピールできている
「まだまだアピールが足りないので、もっとアピールできたらと思います」
―練習の中でチームメートから話しかけられたりは
「奈良間さんとかは結構、声をかけてくれました。矢沢さん、ジェシーさん(水谷)とかですね」
コンディショニング走をする明瀬(左から2人目)
―その中で印象に残った声かけは
「みんなから声をかけられたので、すごく良かったです」
―守備練習では二塁に就いていた
「緊張しました。1軍が初めてなので、すごく緊張しました」
―プロ入り後、本格的に二塁の守備に取り組んでいるが、手応えは
「まだまだですけど、徐々に良くなってきているなという感覚はあります」
―二塁手をやっている意味をどう捉えているか
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「動きがいろいろ細かいので、内野の動きが全般、分かる。すごくいいなと思います」

―フリーバッティングの手応えは
「良かったですね、いつも通り」
―何本か柵越えもあった
「風が吹いていたから、それで飛んだんじゃないかなと」
―持ち味を発揮できていたように見える
「状態が良かったので」
―練習中に八木コーチと話をしていた
「全力で振れ、というのは言われました」

―一番、驚いたことは
「国頭と違って、球場が広いですね」
―球場の広さを感じさせないバッティングのように見えた
「バッティングの状態がいいので、これを継続していけたらと思います」
―打撃面で昨年から取り組んできたことは
「下半身ですね。下半身を鍛えていました」
―第2クールが始まった。ここまでの手応えは
「充実したいいキャンプになっています。守備面でもバッティング面でもいい形でできているので、継続してやっていければなと思います」

―2年目のキャンプ。具体的なテーマは
「バッティングには自信があるんですけど、守備が課題なので、守備を重点的にやっています」
―守備では具体的にどのようなところに取り組んでいるか
「サードとかセカンドとかでノックを受けたりして、足の動きであったり、簡単なゴロをしっかりさばけるように、というところをやっています」
―昨年、鎌ケ谷で大飛球を放ち、森本コーチの車を破壊した。その後、森本コーチからは
「冗談ですけど、結構、言われました。『センターに打てや』って(苦笑)」
―それに対しては
「いや、風で(流されて)。インコースだったので、ファールでしたと」
24年11月、鎌ケ谷で大飛球を放った明瀬(左)と車を破損された森本コーチがファウルかホームランかで議論
―ファンにアピールしたい部分は
「持ち味はバッティングだと思うので、バッティングを見てもらえたらいいなと思います」
―2025年をどういうシーズンにしていきたいか
「まずは1軍出場というところを目標にしてやっていきたいなと思います」