芸能
2025/02/01 17:00

【ライブレポート】タイトル未定「新体制デビューライブ」5人で踏み出した確かな一歩目【写真全57カット】

5人となった新体制デビューライブで壇上に現れるアイドルグループ「タイトル未定」=撮影・小田岳史

■1月25日、札幌・Zepp Sapporo

 船出を切った。北海道発のアイドルグループ・タイトル未定が新体制デビューライブを開催した。昨年12月に新メンバーの多田萌加、山下彩耶が加わり、5人体制の活動がスタート。同月に3人体制でFNS歌謡祭(フジテレビ系列)への出演を果たすなど、注目度が高まる中で迎えたお披露目ライブだった。4度目となったZepp Sapporo。同会場の開催ライブとしては、過去最多となる約800人のファンが集結した。タイトル未定の新たな一歩を刻み込んだ全12曲を振り返る。

川本空の卒業、そして新メンバー2人の加入

 新体制発表から55日、ようやくお披露目の時が来た。大きな期待が充満する中「何者でもない今を大切に」と、タイトル未定のコンセプトを読み上げる阿部葉菜の一言から、オープニングVTRが流れる。昨年5月20日に行われた「TETRAPOD」での川本空の卒業や、新メンバー加入などを記録した映像は、約5年にわたるタイトル未定の歩みを示すものだった。

 幕が降りると、新衣装に身を包んだ5人がステージに登場。新体制一発目に披露したのは「黎明」だった。イントロで冨樫優花が「新しいタイトル未定もよろしくお願いします」とクールにMC。新たな2つの声色が加わったことで、厚みの増した「黎明」に会場の期待感はグッと高まった。そして、タイトル未定の始まりの曲「踏切」。曲の中盤では、約4年ぶりにアイドルとしてステージに上がった多田が感極まる場面も見られた。その後、心地よさを感じさせるナンバー「蜃気楼」と続き、オープニング3曲を一気に駆け抜けた。

MCパートで多田と山下があいさつ

 5人体制となって最初のMCパートでは、新メンバーの多田萌加が「加入して良かったねと言ってもらえる日が来るように精一杯頑張りますので、きょうはよろしくお願いします!」と、山下彩耶は「緊張より楽しさが勝っているので、このまま最後までみなさんと団結して楽しめたらなって思ってます。最後までよろしくお願いしまーす!」とあいさつした。

新衣装の紹介挟み「夏のオレンジ」でライブ再開

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