冬季スポーツ
2025/01/23 21:10

26年五輪一番乗りへスマイルジャパンが苫小牧で合宿開始 3大会連続出場のDF小池主将「集大成」

イルミネーション点灯式に出席したスマイルジャパンの(右から)小池主将、細山田、黒須、輪島=撮影・西川薫

カウントダウンイルミネーション点灯式に出席

 アイスホッケー女子日本代表〝スマイルジャパン〟が、26年2月のミラノ・コルティナ五輪で4大会連続の出場へ、2月6日から苫小牧市で8年ぶりの最終予選に挑む。事前合宿初日の23日には市内リンクで氷上練習後、DF小池詩織主将(31)ら4選手が会場となるnepiaアイスアリーナでのカウントダウンイルミネーション点灯式に出席。今大会を集大成と位置づけるベテランが、自らの力で五輪出場をたぐり寄せる。

 ミラノ・コルティナ五輪へ一番乗りだ! 北京五輪は20-21シーズンの世界ランキング6位で自動出場だったが、17年の平昌五輪最終予選以来、8年ぶりの負けられない戦い。小池主将は13年と17年の最終予選を知るベテラン3人の1人。「8年前に比べ、オリンピック予選経験者が少なくて、大体の人が未経験。初めてなので、緊張している選手もいると思うが、メンタルトレーニングを含めて、緊張の解き方はトレーニングしてきた。そこは楽しみながら迎えたい。若手選手もすごく自信をつけてきた。本番の大会で力を出しきれれば、必ず結果はついてくる」。最終予選開幕前まで、地元の男子高校生と3試合の強化試合を行い、2月6日の初戦・フランス戦へと向かう。

五輪最終予選への意気込みを語るスマイルジャパンの小池主将

 

初出場の14年ソチは女子大生だった

 小池は日光出身。初出場の14年ソチ五輪の時は苫小牧駒沢大の現役女子大生。卒業後も苫小牧でプレーを続けてきた。「次の五輪で集大成という形で臨んでいます。今まで先輩方がつないできたものは、オリンピック予選に選ばれている選手たちでつないでいかないといけない」。現役最後の花道は、ミラノのリンクと決めている。

燃え尽き症候群で揺れたが、現役続行を決意させたのは

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