コンサドーレ
DFパクミンギュがJ1最強の広島攻撃陣から札幌ゴールを守り抜く「残り2つ絶対勝つ」
■11月29日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は12月1日のアウェー広島戦に向けて、11対11などで調整を行った。DFパクミンギュ(29)は、初スタメンとなった8月10日のホーム福岡戦以降、11試合連続で先発出場中。今夏の加入以降、札幌の守備にさらなる安定感をもたらした韓国代表DFが、連続12試合目のスタメン出場が有力な広島戦でJ1最強の攻撃陣をシャットアウトし、絶対に必要な勝ち点3をつかみ取る覚悟だ。
初めての北海道の冬 ソウルも雪は降るし「問題ない」
強い冷え込みに加え、時折大粒の雪が舞ったこの日の宮の沢。パクミンギュにとって初めて迎える北海道の冬だが、故郷のソウル市も雪が降る街ということもあり、「雪が積もらない限りは、自分としては特に問題はない」と、厳しい気象条件を気にすることなく、日々のトレーニングに集中することができている。
「優勝争いをしているし、それだけクオリティーの高い選手もいる」と分析する今節の対戦相手・広島は、ここまでリーグ戦36試合で、J1トップとなる66得点を挙げている強力攻撃陣を擁する。一筋縄ではいかない相手だが、「僕たちもちゃんと準備していけば抑えられると思う。僕たちはやれることをやっていくだけ」と、広島封じへの自信をのぞかせる。「得点が多いチームなので、ハチ(DF岡村)や(DF大﨑)玲央を中心に、ゴール前にボールを入れさせないような守備をしなければいけない。こちらの守備陣も能力が高い選手が多いので、負けないようにしたい」と、DF陣で一丸となって自軍ゴールを守り切る構えだ。