ファイターズ
《岩本勉のガン流F論》フロントに異を唱えてまでこだわったもの 先発完投型が見るべき景色
■パ・リーグ23回戦 楽天1ー2日本ハム(9月26日、エスコンフィールド北海道)
ボールが強かった伊藤 好投を導いた田宮のリード
伊藤が見事な完投でハーラー単独トップの14勝目を飾った。立ち上がりから、めちゃめちゃボールは強かった。何より、逆球がなかった。ここが好投の最大要因だった。そのピッチングを引き出したのが女房役を務めた田宮だった。
マイナス要素もある完投癖
2試合連続シャットアウト中だった伊藤。完投癖がついてきていた。完投癖といえば聞こえはいい。ただ、物事には良しあしがあり、投球もしかり。自分1人で投げきることをイメージした投手は、自然と立ち上がりに出力を抑えてしまうことがある。変化球でバランスを取るなどしながら。そこに待ったをかけたのが田宮だった。上位打線に対して2回り目まで、どんどん強い球をインコースに要求。その後の対戦を優位にした。