ファイターズ
《荒木大輔のズバリ解投》また落合さんと対戦できる うれしさが胸を占めるカムバック
■パ・リーグ18回戦 日本ハム1ー5オリックス(8月16日、京セラドーム大阪)
安心して見ていられた北山の復帰登板
チームは敗れた。ただ、今後に向けて大きなプラス材料を得た試合となった。先発マウンドに立った北山に他ならない。けが(左足の疲労骨折)から復帰して初の1軍登板となった。ストレートは力強く、変化球を含めて全ての球種でカウントを取れていた。注目していたのだが、安心して見ていられた。
リーグ終盤のカギを握る存在
継投のタイミングは予想と違った。復帰登板ということで、五回を終えて交代と思っていたが、六回のマウンドにも向かった。球数も104球を数えた。ベンチの信頼がなければ、続投はなかったはずだ。何より、激しい2位争いをしているチーム状況。「やってもらわなきゃ困る」というメッセージが込められていたのだろう。私も、リーグ終盤のカギを握る投手と見ている。