コンサドーレ
2024/06/11 15:50

《天皇杯・栃木シティ戦前日》ベストを尽くして次のラウンドに進む

 

■6月11日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

―明日12日の天皇杯2回戦の相手はJFL3位の栃木シティ。チームの印象は
 日本は高校や大学も含めて育成のシステムがしっかり確立されているし、リーグ自体もとても整備されている。その中でたくさんの人がプレーしていて、プロになりたい選手もたくさんいるが、J1に行ける選手の数は決まっているので、J1に行けなかった若いタレントがJ2、J3、JFLに流れている現状だと思う。

 カップ戦は一発勝負なので、実力通りに事が運ばないということは、他のチームの成績を見ても分かること。日程的にも厳しいが、ベストを尽くして次に進む。どういう形であれ次のラウンドに進むということを目標にやっていきたい。

―中2日で京都とのリーグ戦が控えている。選手起用は
 京都戦というのは我々にとって非常に大切なゲーム。ケガ人もいる状況で、もちろん京都戦を踏まえて明日もいろいろな準備はしていくが、そう言っていられる状況といられない状況があるので、そのあたりのバランスを見ながら良い準備をして、良いゲームをして、京都戦に臨みたい。

―ルヴァン杯ベスト8入りを決めてチームの雰囲気は
 ベスト8に残れたということは、それはもちろんやっている選手や周りの方々、そして監督、みんなにとってポジティブな印象だろう。

 難しい状況が結果でも内容的にも続いているシーズンで、他のチームもそういう状況に陥ることがある。横浜Mだったり湘南も去年だったり今年そういうシチュエーションがある。もちろんそういう中で勝ったことで、ポジティブにはなるとは思うが、我々はプロとして一喜一憂せず次のゲームに向けて良い準備をする。

 G大阪だってJ2に落ちていることもあったし、去年は難しいシーズンを送っている時期もあった。それはどんなチームにも起こるし、そういう状況でプロとして一戦一戦に立ち向かわなければいけない。それが我々の仕事だ。監督という仕事をしていれば、上がることもあれば下がることもある。それの繰り返しだし、私はそういう世界で生きてきた。もちろんこの状況で勝つということは、どんな相手でも、どんなカップ戦、リーグ戦にかかわらず、ポジティブであることは間違いない。

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