コンサドーレ
《FC東京戦後》こういった戦いを継続していくことが勝ち点を積み重ねていく上で重要
■J1第12節 札幌1-2FC東京(5月6日、札幌ドーム)
―試合を振り返って
敗れた試合ということで、見た方がそれぞれ試合に対しての評価、あるいは考えというものを持っていいと思うが、ただ私の意見として言わせていただくと、今日の札幌は非常に素晴らしいゲームをできたと思っている。試合の立ち上がりからしっかりとゲームをコントロールして、試合を支配できていたと思う。
そんな中で得点が生まれて1-0でリードする展開をつくれたが、警戒していたカウンターの形で失点をして1-1に追い付かれてしまう展開になった。ただ失点した後もしっかりと自分たちがゲームを支配しながら、相手の狙いのカウンターというものをなかなか出させないような切り替えであったり、あるいはリスク管理だったりという部分はしっかりできていたと思う。
後半に入っても自分たちが試合を支配してゲームをコントロールできていたと思う。ただ自分たちのビルドアップでボールを奪われ、プレゼントゴールをしてしまうという非常に我々にとっては痛い2失点であった。
ただ、選手たちは焦らずにゲームをしっかりと進めてくれたと思う。外、中と非常にバリエーションの多い攻撃を見せられたと思うし、得点になってもおかしくないシーンも何度かあった。それを仕留められないままゲームが終わってしまったという今日の試合だったと思う。
敗れはしたが、今日の札幌は素晴らしい戦いができたと思うし、評価していい試合だと思う。もちろん結果が出ていない中で、素晴らしい試合とは言えないかもしれないが、こういった戦いを継続していくことが、自分たちが勝ち点を積み重ねていく上で重要だと思っている。