コンサドーレ
2024/05/02 15:30

《C大阪戦前日》自動車競技で例えるとフェラーリとミニクーパーだ

■5月2日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

―今週は3日連続でミーティングを実施した
 今ある状況をしっかりと把握した上で、監督としてやらなければいけないことをやったというだけだ。監督として、どの場面でどういうふうに選手に対して、チームに対して話さなければいけないのか、どういったことを言わなければいけないのか、そういう部分というのは、こういう仕事をしていく中で、場面場面で必ずあるので、今のチーム状況、前節の結果、そういったものを踏まえた上で、適材適所で私がミーティングを入れたという、それだけだ。監督という職業にとってはそういったことは普通である。

―現在首位のC大阪。今季の戦いをどのように見ているか
 C大阪は首位で、我々は最下位ということで、その順位が今シーズンの両チームの結果、あるいは状況をあらわしていると思うが、非常に規律のあるチームであり、非常に質の高い選手を揃えているチームだ。

 7人の外国籍選手がいて、4人のブラジル人と1人のベルギー人、2人の韓国人GKがいるというチームであり、シーズン前にはかなりの予算を投じて補強し、予算に見合った、あるいは補強に見合った結果を今のところ得られているチームだと言っていいだろう。

 自動車競技で例えると、フェラーリとミニクーパーだ。フェラーリとミニのスピードの違いがあるぐらいだ。フェラーリは数千万円して、ミニはおそらく10分の1ぐらいだろう。もちろん故障が起きて小さい車が勝つということもラリーの中ではあると思うので、もしかしたらタイヤがパンクしたりして、明日のレースで我々が勝つかもしれない。それ以外のことを言うことは、私はうそをついていることになる。それぐらいの前提条件の違う戦いだということだ。

 私はC大阪にはあまりいい思いはない。我々の大事な選手を引き抜いているクラブだからだ。そういうことだ。

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