ファイターズ
2024/04/29 20:40

北山亘基がオリの〝ゆさぶり〟に耐え7回0封 防御率チームトップも「もっと(期待に)応えたい」

七回を無失点に抑えてガッツポーズする北山=撮影・松本奈央

■パ・リーグ6回戦 オリックス0-1日本ハム(4月29日、エスコンフィールド北海道)

毎回走者を出すも本塁は踏ませず

 日本ハムの北山亘基投手(25)が29日、エスコンフィールド北海道で行われたオリックス戦に先発し、7回無失点と好結果を収めた。6四球を与えるなど毎回走者を許しながらも、要所を締めて本塁は踏ませず。粘りの投球で勝利への流れを築いた。

 粘って、耐えて、ゼロでしのいだ。前回登板でプロ初完封を挙げ、この日もスコアボードに0を並べ続けた。116球の熱投を振り返り「得点圏のところで集中して、要所を抑えられた。最低限のことはできたと思います」と、胸をなで下ろした。

四回、吠えながら投球する北山

 

あらゆる手を打ってきたオリ打線

 相手からの〝ゆさぶり〟は、好投手として認められた証だ。オリックスの各打者は、投球動作へ入る直前に、たびたびタイムを要求。攻撃中のサイン交換に長い時間を使うなど、ペースにはまらないよう、あらゆる手を打ってきた。

「初回の勢いのまま行くと危ないイメージがあった」

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