ファイターズ
2024/04/15 18:45

《ハム番24時》4月15日

 大卒2年目の金村と、オリックスの吉田は同学年で仲が良い。同じチームで過ごした時間は1年に満たないが、昨年は鎌ケ谷で吉田が金村の部屋に入り浸り、〝ほぼルームメート〟状態だったという。

 吉田の移籍が決まった後、金村は寂しさを感じながらも「1軍にいたら絶対会える。それを目指して僕も頑張りたい」と話していた。すると、今季初対戦となった12日のオリックス戦(京セラドーム)で、さっそく言葉通り1軍で対面。笑顔で旧交を温めた。短い時間で、会話も「ちょっと」だったというが、「いつも通りの輝星でしたね」とうれしそうだった。

 金村は頻繁に吉田の投球をチェックし、連絡を送っているそうだ。「たまにラインもしますし、良い結果を残したりしたらナイスピッチングとか、そういうラインはしますね。あっちからは来ないですけど(笑)。僕はラインしています」と笑った。

 しかし、吉田に聞いてみると、見解の相違があった。「そんな連絡、一回も来たことない(笑)。あいつ適当なこと言ってますよ。あ、きのう(12日)、飯行こうぜみたいな感じでラインを送ってきて、(11日の)楽天戦で僕がたまたま投げていたので、ナイスピッチみたいな感じで、初めて送ってきたな。(食事に誘う)ついでじゃないっすか(笑)。まあまあ、あいつはそういう適当なやつなんで」と反論していた。

 昨年の鎌ケ谷でも、2人のこんなやり取りを何度も聞いたなと、懐かしい気持ちになった。何でも遠慮なく言い合える友だちであり、グラウンドではライバル。金村は「やっぱり今は同じ(中継ぎの)ポジションで、負けたくないという思いもありますし、あっちもそういう気持ちでやっていると思うので、お互い切磋琢磨してやっていければなと思います」と闘志を燃やしていた。2人とも長くプロで活躍し、楽しい雑談をこれからも聞かせてもらいたい。

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