感覚的にあしたがスタートな感じ

　日本ハムの開幕投手に内定している伊藤大海投手（２６）が１４日、エスコンフィールド北海道で行われる広島とのオープン戦に先発する。２９日の開幕戦（ＺＯＺＯマリン）から逆算し、調整登板はあと２回。打者の特長や場面に応じた配球を意識し、内容にこだわりながら本番に備えていく。取材に応じた一問一答は以下の通り。

―あすのテーマは
「テーマは、変わらずというか、しっかりストライクを取ること。状況に応じた攻め方、入り方、打ち取り方。なんとなくアウトを取るというよりも、こう取りたい、ああ取りたい、ということをしっかり明確に。反省しやすい内容で終われるようにしたいです」

―きょうブルペンで確認したことは
「自分の投げている感じ、きのう（のブルペン）はスペースがつくれない感じがあった。それをちょっと（改善したかった）。キャッチボールの感覚が良かったので、そのまま立ち投げだけやりました

―スペースとは

「なんて言えばいいのか。力み…力を出しに自分から行動するというよりも、何か勝手に（力が）出るような状況をつくるというか。（スペースが）このへん（おなかのあたり）にあるんですよ。感覚的なものです

―イニング、球数も増やす
「（目安は）球数でいくと思う。７０～８０球くらい。しっかりその球数で長いイニングを投げられたら。そこを意識しすぎず、やりたいことができたら」

―６回くらいをメドに
「うまくいけば６回。５回は必ず投げたいなというくらいの感じです」

―開幕戦へ、徐々に気持ちの高まりも
「感覚的にあしたがスタートな感じがするので、イニング的にも制限がなく投げられる段階までは来られているので。勝手にシーズンに入っているような感覚ではやっています。いいペースで来ているので、順調かなと思います」