ファイターズ
2024/03/06 23:45

侍・万波中正が持ち前の強肩披露も「3打数4アウト2三振。北海道のみなさん、すみません!」

五回無死、右翼線への当たりを処理して二塁へ矢のような送球を見せた侍ジャパンの万波=撮影・井上浩明

■侍ジャパンシリーズ 欧州代表0-5日本(3月6日、京セラドーム大阪)

やっちまいましたよ~

 「5番・右翼」と中軸を任された日本ハム・万波中正外野手(23)は、2三振を喫するなど3打数無安打。試合後は、開口一番「やっちまいましたよ~」と苦笑いだった。

3番・近藤、4番・村上と主軸担い

 五回1死一、二塁のチャンスで迎えた第3打席は一ゴロ併殺打に倒れ、「3打数4アウト2三振ですからね。情けない…。そんな日もあると言いたいところですけど、派手にやられました。北海道のみなさんすみません!」と謝罪。WBC優勝メンバーのソフトバンク・近藤、ヤクルト・村上とクリーンナップを担い、「本当にうれしく思いましたし、勉強になりました。僕もちゃんと打てる日が来るように頑張りたいなと思います」と誓った。

五回1死一、二塁、一ゴロ併殺打に倒れた万波

 

レーザービームは検証後セーフに

 打撃ではいいところを見せられなかったが、自慢の肩で見せ場をつくった。五回に右翼線への当たりを処理し、二塁へ矢のような送球。リプレー検証の末にアウト判定がセーフに覆ったが、球場をどよめかせた。

「万波の肩」がトレンド入り

 SNSでは「万波の肩」がトレンド入りし、「マジですか? トレンド入り?」と驚きの表情。「いや~ホント攻守ともにアピールしたかったんですけど、何か一つ(見せ場を)つくれて良かったなと思いますけど…、打ちたかったですね。きょうで悪いものは全部出たと思いたいです」と最後まで悔やんでいた。

五回無死、二塁への好送球を見せた万波

 

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