ファイターズ
2024/03/06 20:05

高卒6年目捕手・田宮が開幕マスクに立候補「大海さんのボールを受けられるように」〝さちゆあ〟コンビ結成にも色気?

打撃練習する田宮=撮影・村本典之

■オープン戦雨天中止(3月6日、鎌ケ谷)

開幕戦が近づくにつれて

 初の開幕1軍だけでは、もう物足りない。日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が、開幕投手を務める伊藤大海投手(26)の女房役に立候補した。「だんだん(開幕戦が)近づくにつれて、(スタメンで)出たいなという気持ちになっているので、そこに向かって頑張っていきたいです。開幕投手は決まっているので、大海さんのボールを受けられるように、というのは思っています」。敵地でロッテと戦うシーズン最初の大事な一戦で実力を証明し、一気に正捕手の座へと上り詰めるつもりだ。

伊藤の今季初実戦登板でタッグ

 配球のイメージは、すでにできあがっている。1日にエスコンフィールドで行われたイースタン教育リーグ・オイシックス戦で、今季初実戦だった伊藤とタッグを組み、2回完全投球に導いた。「あのとき(1日)は大海さんが投げたいボールがたくさんあったので、それでリードしましたけど、組んでないよりは、組んでおくことで分かることがたくさんあるので、良かったと思います。(21年の東京)五輪から帰って来たときにファームで1回組んで、去年は終盤にエスコンで組んだので、3回目でした。(伊藤の投球を)だいぶつかめたと思います」と手応えを口にした。

投手の要望をしっかり聞いて

 今後も1軍帯同が続けば、伊藤のみならず、先発ローテーションを担う主力投手たちとバッテリーを組む機会も増えてくる。「1軍の試合で出るためには、ローテの人と組まないといけない。ピッチャーのやりたいこと、投げたい球だったりをしっかり聞いて、いいキャッチャーになれるように頑張っていきたいです」と高みを見据えた。

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