Vリーグ
2024/02/10 22:00

イエスタが富士通にリベンジして首位奪還! 初スタメンの22歳MB中谷薫が躍動【V2リーグ】

MB中谷(右、23番)がブロックを決めて第1セットを制し、チームメートに祝福を受ける=撮影・小田岳史

■Vリーグ男子2部 北海道イエロースターズ3-0富士通カワサキレッドスピリッツ(2月10日、北ガスアリーナ札幌46)

今季2戦2敗の相手にストレート勝利

 富士通相手の今季初勝利を挙げ、首位に返り咲いた。北海道イエロースターズが、今季2戦2敗と分の悪かった富士通カワサキレッドスピリッツにストレート勝利。昨年11月22日に内定選手としてチームに加わったミドルブロッカー(MB)の中谷薫(22、順天堂大)が、今シーズン初のスタメンに抜擢され、2本のブロックを決めるなど、役割を全うした。エースのアウトサイドヒッター(OH)郡浩也(28)も19得点を挙げ、難敵を退けた。新戦力も台頭しての首位浮上。悲願のV2優勝へ弾みを付けた。

今季初スタメンの中谷がブロックで貢献

 22歳の中谷が勝利への流れを構築した。競り合いの続いていた第1セットはデュースまでもつれたが、26-25から中谷がブロックでシャットアウト。第1セットを先取したことでチームは波に乗った。第2セットを25-20、第3セットは終盤までリードを許していたが、最後は26-24と逆転し、ホームゲームで宿敵を寄せ付けない強さを見せた。

浜崎監督も「ヒーローインタビューかと思った」

 VOM(V-leaguer Of the Match)こそ、セッター(S)の谷越陽介(25)に譲ったが、浜崎勇矢監督(36)も「(中谷が)きょうヒーローインタビューかなと思ったんですけど、彼のアピールが足りない(笑い)。ブロックも頑張っていた。まだまだ伸びしろがあるので90点をあげたい」と評価した。

「みんな優しくて、自分の素が出せる」

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