ファイターズ
2024/01/14 21:20

4番再奪取を目指す野村佑希 レイズとマイナー契約の上沢から刺激 「ウダウダ言ってられない」

伊江島で汗を流す野村(撮影・中田愛沙美)

伊江島での自主トレを公開 エース右腕との胸熱エピも披露

 日本ハムの野村佑希内野手(23)が14日、沖縄・伊江島で行っている自主トレを公開した。4番返り咲きへ。勝負のシーズンに臨む背番号5が、メジャーリーグ・レイズと契約を結んだ上沢直之投手(29)との胸熱エピソードを明かした。

不本意だった23年シーズン 2軍落ちも経験

 沖縄本島からフェリーで30分の離島で、野村が必死にバットを振っている。昨季は開幕4番の座を勝ち取ったが、不振もあり2軍落ちを経験。自己最多の125試合に出場にしたものの、精神的に苦しいシーズンを送った。

口をつぐんだ新庄監督 4番争奪戦はゼロからスタート

 新庄監督は今季の4番を「今年は言わない」と春季キャンプで争わせる考え。その言葉を受けて「去年、僕が明言されて失敗しているので、それもあると思うんすけど…。僕の評価は去年よりかは厳しくなると思いますし、1年間チャンスをもらって、あの成績しか残せなかった。もう一度、ゼロからしっかりアピールしないと出られない」と危機感を口にする。

捨てたポジションへのこだわり まずは打撃でアピール

 ポジションについても「サードで勝負はしたいですけど、去年あれだけチャンスをもらって、あの数字なので、そういうことを言える立場の選手ではない」とキッパリ。「まずは打ってアピールして、試合に出ることから。打っていればポジションも動かせると思う」。まずは持ち前の打撃で勝負する。

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