ファイターズ
2024/01/10 20:00

【一問一答】自主トレ公開した宮西尚生 初めから飛ばしてそのまま走りきる覚悟で

自主トレで笑顔でキャッチボールする宮西(撮影・榎本真之)

プロ17年目に懸ける決意

 日本ハム最年長の宮西尚生投手(38)が10日、兵庫県芦屋市で自主トレを公開し、あらためてプロ17年目に懸ける決意を表した。応援してくれるファンのため、3年ぶりの50試合登板と、あと7に迫った400ホールドに執着。フル稼働を自らに課し、2024年シーズンに向かう。一問一答は以下の通り。

―今年をどんな年に
「最高の年にしたいなと思いますし、それ以外ないでしょう」

―例年同様、自主トレは走るメニューが多い
「僕は基本的にランニングしかやらないんで。いろんなトレーニング方法というのがあるやろうけど、地盤が一番大事かなと。ウエートもこの後にやりますけど、やっぱり走ることは大事かな。そういうところをプロの生活もそうだし、学生時代から基盤にしていたので」

―走ることの効果は
「あいつら(後輩)にもいつも言うけど、ランニングで全部出し切ることって、やっぱり自分との戦いやから。そういう意味で重要性はあるやろうし、しんどい時がシーズンに何回かある中で、精神的なつらさも、こういう練習で乗り越えられると思っている」

―ダッシュが多かった
「昨日(9日)から合同自主トレが始まったんですけど、きょうは100メートルのタイム切り、15本やって」

―日によってメニューが変わる
「4勤で、距離は短くなっていくけど、本数は増えて、という感じですね。ずっとこういう練習メニューでやってきた」

―あす11日は
「次は50メートルを20本以上。ピッチングとかも入ってくるので、走ってピッチングして長い距離3キロから5キロくらいを1本走って」

―走る量は入団してからどう変わったか
「減ってきています。僕は年齢も重ねてきて、コンディションとの戦いもありますし。でも質は変わりましたね。量は昔の方が多かったけど質は今の方が高いです」

―トラックではなく、芝生を走っていたが
「ちょっと堅いところは足をすぐやるので。12月に追い込みすぎて一回、足を痛めたから、今は芝生の方を走っているだけ」

―12月に追い込んだ
「もちろん。12月からもう戦いは始まっているので」

―去年と比較し、調整のペースは
「ちょっと遅らせているかな。でもキャンプではしっかり第1クール初日からピッチングに入れるように、というのはあって。去年はキャンプから実戦でいつでも投げられますよ、という状態にしたんですけど、今年はキャンプでキレを出して、実戦に向かっていく、という感じでいこうかなと思っています」

―それでも以前より早く仕上げる形
「前はね、開幕にほんまに合わせるような感じやったので。2月中にも追い込んだりする意識だった。3月から上げていくイメージ。今年、去年と、投げきっていないので、そういう意味ではもう1回、結果を出さないかん立場は変わらないので。去年よりはゆっくりやけど、いつもよりかは早めには仕上げたいという思いはあります」

―ボールは投げているか
「遠投は普通に。傾斜はまだ入ってないので、明日(11日)から入っていこうかなという感じです」

―投球フォーム変えようと迷っていたが

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