コンサドーレ
2023/11/16 20:30

札幌DF福森晃斗 9年共闘の深井にラスト2戦白星捧ぐ「戻ってきたときにいいポジションで迎えられるように」

練習中に笑顔を見せる福森(中央)(撮影・工藤友揮)

■11月16日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 11日の広島戦(札幌ドーム、0△0)後オフを設けていた北海道コンサドーレ札幌は16日、5日ぶりにトレーニングを再開。ボール回しやインターバル走などで調整した。広島戦で左CBとして先発出場し、攻守両面でチームに貢献したDF福森晃斗(30)。試合開始前に右膝の手術を行ったことが発表されたMF深井一希(28)の復帰を良い形で迎えるためにも、残り2戦を勝利で飾って来季へつなげていく。

2試合連続スタメン出場、攻守で活躍

 広島戦で2試合連続スタメン出場し後半32分までプレーした福森は、攻撃面でチャンスをつくり出す長短の鋭いパスを連発。守備でも広島の攻撃のキーマンであるFW満田誠(24)をマークし決定的な場面をつくらせなかった。「個人的にも攻撃の起点となるところと、対峙した満田選手に自由にやらせないことはある程度できたのかなと思います」。

今季4度目の0封試合

 両チームは90分間にわたって非常に締まった好ゲームを繰り広げスコアレスドロー。勝利こそ奪えなかったが、札幌にとっては今季4度目のクリーンシート達成となった。「開幕の広島戦以降、0で抑えた試合はあまりなかったので、0に抑えられたのは良かったと思います」と守備面の手応えを語る一方で、「勝てていないので、そこはもっと攻撃の起点となって、得点に絡むパスを出さなければいけなかったなと反省点もあります」と広島守備陣の牙城を崩しきれなかった悔しさを口にする。

広島戦前に手術の報告「また深井が…」

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