ファイターズ
2023/11/08 20:15

〝国頭組〟野手最年長の郡拓也 戦力外も覚悟した男が逆襲誓う

ブルペンで投手陣のボールを受ける郡(撮影・小田岳史)

野手4人の国頭で奮闘中 悔しさをモチベーションに変えて

 エスコン組に負けてたまるか―。日本ハムの郡拓也捕手(25)が沖縄・国頭で猛練習の日々を過ごしている。今年の秋季キャンプは2組に分かれて開催中。主力を含む野手の大半は今、エスコンフィールドで守備強化に励んでいる。一方で、国頭組は4人のみ。他3人は全員後輩だ。「悔しい気持ちが強い。僕の年で、こっちの4人に含まれているということは、考えることがたくさんある。何も思わないことはない」と危機感を募らせた。

高卒7年目捕手 一時はクビを覚悟 

 今季が高卒7年目。今キャンプの振り分けを確認した時、郡は戦力外を覚悟した。「もう、めっちゃ考えていましたよ。キャンプメンバーが発表されて見た瞬間に、終わったなと思った。さらにドラフトでキャッチャーを取って、確定なんだと思った」

 野球ができなくなる状況も頭をよぎっただけに、「まだ戦えるところにいるので、頑張るだけです」と燃えている。

走塁練習をする郡

 

チームをけん引する先輩の存在が心の支え

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