ファイターズ
2023/10/16 23:10

【一問一答】過酷な5日間断食を敢行した池田 おすすめ動画がいつの間にか…

来季に向けて始動した池田(撮影・近藤裕介)

今季チームトップ51試合登板

 日本ハムの池田隆英投手(29)が16日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で軽めのキャッチボールなどを行い、来季へ始動した。5日のシーズン終了後、短い休みを取り、5日間の断食を敢行。今季チームトップの51試合に登板し、酷使した体をリセットした。練習後の一問一答は以下の通り。


―1年を振り返って
「50試合を投げられたのは良かったです。ただ、課題みたいなものも見えました」

―どんな課題か
「何個かあるんですけど、1試合で複数失点することが多かった。印象に残っているものが多いので、できるだけ最少失点で帰って来たい」

―抑えの投手は試合に勝てば良いが、セットアッパーは点数の差を守ることも大事。考えることは多い
「点差があって(抑えに)渡した方が勝つ確率も上がる。今年だったら(田中)正義に掛かるプレッシャーを軽減できたと思うんです。後ろに掛かる負荷が抑えられると思うので、しっかり抑えて次に渡していきたいですね」

―自分の中で良かったところは
「年間通して調子を大幅に落とすことはなかったかな。もちろん波はあって、それでも試合までの時間で何とか戻せた。だから調子の波を大幅にすることなく臨めた感じですね」

キャッチボールする池田

 

先輩のおかげで調子を維持

―どのようにして調子の波を抑えることができたか
「ほぼ、周りの先輩のおかげですね。玉井さん、宮西さんがいて、やっぱり相談すると返ってくるし、常に一緒にいたので、どうやって肩をつくるのかを見て真似してみたり。球数とか、玉井さんだったら2、3球投げてマウンドに行くので、何でそれできるんやって」

―玉井流で2、3球で登板に行ったことは
「2、3球では行っていないです。でも10球以内とかで行ったことはあります。最初の方は15球くらいでした」

―今年は1年、中継ぎでフル回転した。来年の目標は
「いろいろと記録とかを目指さなきゃいけないと思うんですけど、結局やってみて、(救援に)成功して帰ってくることがすごい大事だなって、めちゃめちゃ思いました。失点して逆転されたり同点にされた場面が多かったので、しっかりリードしたまま(次の投手に)パスできるようにっていうのをすごく感じました」

数字はついてくる

―ホールドのタイトルに欲は?
「最後の方とかは、確かにずっと(タイトル争いで)3位とか2位とかまで行ってたんですよ。ちゃんと成功すればやっぱ(数字は)ついてくるなと思ったので、やっぱり成功率、 成功して帰ってくることが大事だとすごい感じました」

―失敗を切り替える方法は?
「反省点が分かれば全然引きずらない。まず100%、きょうできることをやってマウンドに上がったか、みたいなのはすごい大事かなと思います。もうやれることはやったんだから、あとは今できることをやろうよっていう感じになる」

シーズンが終わって初めて自分が疲れていたことを実感

あわせて読みたい