ファイターズ
2023/09/13 21:45

【一問一答】鉄腕リリーバー宮西 〝戦友〟谷元へ惜別「2人でゲボ吐きながらやっていたのが一番の思い出かな」

2016年の日本シリーズ第6戦、日本一を決め、記念撮影に収まる宮西(左)と谷元(現中日・右)

 日本ハムの宮西尚生投手(38)が13日、2軍戦に登板後、引退が報じられた元チームメートで現中日の谷元圭介投手(38)との思い出を振り返った。一問一答は以下の通り。

―谷元はどんな先輩で、どんな思い出があるか
「年は1個上やけど、ほぼタメ語やったし、そういう環境をつくってくれる優しい先輩やったし、頼りになったよね。今でいう玉井やろうけど、先発でも何でもこなせたし、スクランブルも行けたし、ピンチからでも行けたし、ほんまに万能にできる。器用でユーティリティな、貴重な仕事をずっとしてくれていたもんね。16年の優勝の時は胴上げ投手にもなっている。あの時はマーティンが夏に足首をけがして、僕と谷元さんの2人で八、九回を必死こいて投げた。あれが今までで一番しんどかったもんね。状況も(首位を)争っていたから、毎日2人で嗚咽(おえつ)しながら、2カ月ぐらい過ごしていた。どっちが(先にマウンドに)行くか分からんっていうのもあったし、増井さんもその年は前半、状態が悪くて、先発に転向になってっていう状況やったし。あの16年の8月からの2カ月、優勝、日本一になるまで、ほんまに2人で苦労したなっていう思い出が一番あるかな。一番印象に強いね」

―戦友のような関係だった
 

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