ファイターズ
2023/08/03 23:25

【一問一答】鉄腕・宮西が吉田輝星、根本ら若手にハッパ「38歳より走らなくてどないすんねん」

2軍降格後初の登板で1回を無失点に抑えた宮西(撮影・近藤裕介)

■イースタン・リーグ13回戦 ヤクルト6ー7日本ハム(8月3日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハムの宮西尚生投手(38)が3日、2軍ヤクルト戦の七回に登板し、1回を無失点に抑えた。今季は開幕から1軍のブルペンを支えてきたが、調子を崩して7月23日に2軍降格。その後は「ミニキャンプ」と称して鎌ケ谷で徹底的に走り込みを行い、短期間で状態を上向かせた。試合後の一問一答は以下の通り。

―登板を振り返って
「良かったね。この(2軍に来てからの)12日間でしっかり仕上げられた。2日前のピッチング(投球練習)で、かなりの手応えを感じたんよ。やっと軸足に乗れたっていう。だから球持ちが良くなった。きょう、しっかりゲームでできるかなと思ったら、しっかりできた。『ああ、この手応え、この手応え』っていうところにきたね。いつ(1軍に)呼ばれてもいい状態まで、しっかり最短で戻せた」

―1軍最後の登板と、きょうでは何が変わったか
「1軍でも疲労ではなくて、体の力不足を感じていた。スカスカ感というか。疲労からなのかもしれんけど。筋トレしたことある? した後ってグッて力が詰まっている感あるやん。あれが上(1軍)におると、トレーニングできる時間も限られてくるから、なかなかつくれない。若い時はそうなっても無理やり、地力的な力でバーンって放れるけど、それが年取ってくると厳しくなってくるっていうのは今回で勉強になった。こっちではホンマに朝40分まず歩いて、そこからオフと同じくらいの量を走って、ウエートもしっかりやって、死ぬほど追い込んだから」

―他の選手からも口々に、「宮西さんの走り込みの量がえぐい」と聞く

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