ファイターズ
2023/08/29 22:25

《荒木大輔のズバリ解投》アピールすべき投手がしっかり結果を出した

■パ・リーグ20回戦 日本ハム0-6ロッテ(8月29日、ZOZOマリンスタジアム)

頼みのツーシームに苦慮したマーベル 二回途中の降板は妥当

 文字通りの完敗。先発投手の出来が明暗をハッキリと分けた。マーベルは状態が悪すぎた。頼みのツーシームがストライクゾーンに行かなくては厳しい。このボールは見せ球ではない。打者が手を出してナンボ。となれば当然、ピッチングは苦しくなる。

 マスクを被った伏見もリードに苦労したはずだ。ツーシームが使えれば、他の球種も生きてくるのだが…。カウント3―0となった場面で、チェンジアップを投げることはできない。二回途中での降板は妥当だ。

抑えたかった中継ぎ陣の投入 

 加藤貴が抹消されている状況。しかも6連戦の初戦。できればリリーフ陣の投入を抑えたかった。ただ、玉井とロドリゲスは登板間隔が空いていた。調整の意味もある。ベンチに投手を10人入れていたのも、こういうケースを想定してのことだろう。

リリーフ登板の3投手が持ち味を発揮

あわせて読みたい