自身初の大役を全う　ツーバウンド投球に辛口採点

　歌手でタレントのあのが８日、エスコンフィールド北海道で行われた日本ハムー西武戦で人生初の始球式に臨んだ。赤いショートパンツに、背番号「０」の日本ハムユニホームに身を包んで登場。左足を大きく上げて、ツーバウンド投球を披露した。

　大役を終え、「何か気付いたら終わっていました。楽しかったです。こんな広いところで、いろんな人が野球をしてんだって初めて知りました」と目をぱちくり。「点数は（ノーバウンドで）届かなかったから０点です」と辛口採点した。

新球場に感動　「スタイリッシュでかっこ良かった」

　野球ボールを触ったのが人生３度目だったといい、「次までにはさすがに練習しろよって思うので、ちょっと練習してもいいかなって思います」と苦笑い。今年３月に開業した新球場は「スタイリッシュでかっこ良かった。（グラウンドは）奇麗すぎて踏み込むのにも、ちょっと申し訳ないくらい整備が行き届いていました」。

　青色を主体とした日本ハムのユニホームは「青が僕好きなのでかっこ良いです」と気に入った様子。「きょうは散々おだてられたので、次はちゃんとおだてがいがあるようにしたいです」と〝再登板〟にも意欲を見せていた。