新庄監督からの指令に人生初の毛染め

　日本ハム・北山亘基投手（２４）が３日、ロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）に先発する。新庄剛志監督（５１）からのイメチェン指令を受けて、先月２９日に人生初の毛染めに挑戦。「髪形はもう終わったこと」と前置きしつつ「投球とは関係ないですが、殻を破っていくという気持ちは投球にも反映できたらいい。いつも以上に気合を入れて入れたらなと思います」と言葉に力を込めた。

「ちゃんと生えない」と、ひげは断念

　前回登板２７日の楽天戦では６勝目を挙げたが、５回８安打４失点とピリッとせず。試合後、指揮官は「抑えてはいるけど、何だろう？　ひげ生やした方がいいんかな？」とコメントした。それを受けて「僕も生えるなら一回生やしてみたかったんですけど…ひげがちゃんと生えない」と断念。『イケオジ』をテーマに髪を明るく染めた。

見えない部分で相手を倒していくような気持ち

　研究熱心で真面目な性格から〝教授〟の異名を持つ右腕。ただ、イメチェンが目的ではない。「マウンドでの気迫だったり、プレー以外の見えない部分で相手を倒していくような気持ちっていうのが大事と僕は受け取った。それを大事にして試合に入れたらなと思います」と表情を引き締めた。

７勝目を懸けて今季初のＺＯＺＯマリンで登板

　ロッテとは今季初対戦。敵地・ＺＯＺＯマリンでの登板に「自然の要素も増えてくる難しい球場だと思うので、そこもうまく味方に付けて投げていけたらなと思います」と意気込む。今季７勝目を目指し、心機一転マウンドに上がる。