サブマリン鈴木 復調のきっかけつかむ 2軍楽天戦に先発
        
  
       調整登板で3回3失点だった鈴木(撮影・近藤裕介)
    調整登板で3回3失点だった鈴木(撮影・近藤裕介)  
    
      ■イースタン・リーグ12回戦 楽天5ー8日本ハム(7月10日、鎌ケ谷スタジアム)
尻上がりの投球 ラスト3イニング目は無失点
 日本ハムの鈴木健矢投手(25)が10日、2軍楽天戦に先発し、復調への光明を見いだした。3回3失点(自責2)と結果こそついてこなかったが、尻上がりに調子を上げて三回は無失点。「最後の三回に、ランナーは出しましたけど、ちょっとこれかなっていう感覚は見つけられた」と一定の収穫を口にした。
今季ここまで6勝 直近2試合はいずれも5回もたず
     
    
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         今季はすでに6勝をマークするなど、先発ローテーションの中心を担い、チームを支えてきた。しかし、1軍での直近2試合は五回を投げきれず、計8失点(自責6)と調子を崩していた。
 それでも、この日の登板を経て「クイックを上(1軍)で練習していたんですけど、クイックをやるためにちょっと速く動こうとして、右足に体重を乗せきれずに動いてしまっていたので、間ができていなかった」と修正ポイントが明確になった。
次回登板は17日の西武戦が濃厚 「しっかり修正できれば」
 次回登板は1軍戦になる見込みで、17日の西武戦(ベルーナドーム)が有力視される。「前回(5日)のソフトバンク戦は、何で打たれているんだろうなって全く見えていない状況で投げていた。今は何で打たれているのかが見えてきたので、しっかり修正できれば」と力を込めた。