■６月３０日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

　－神戸の印象について
　非常にコンパクトで規律のある、まとまったチームであるという風に見ている。８選手がしっかりハードワークする中で、ＦＷ武藤とＦＷ大迫の２人の決定力のある選手が試合を決めていく戦い方をしているチーム。神戸との戦いは、今季ホームで１－３で負けただけでなく、直近の試合を振り返ってみても勝てていない、我々にとって非常に相性の悪い相手だ。そして今回は非常に注目度のあるゲームの中で、より我々にとって難しさのあるゲームだと思っている。

　－神戸ＭＦイニエスタがＪリーグに与えた影響を監督はどのように見ていたか
　イニエスタ選手が日本に来てプレーすることで、Ｊリーグを日本だけでなく世界に発信してくれたという意味では、彼が残した功績は非常に大きい。彼がいかにいい選手かは皆さんもご承知の通りだと思う。彼は世界のベストプレーヤーの１人に数えられる、すばらしい選手だと思っている。ピッチの上でも彼のプレーからは多くの学びがあったと思う。彼が日本を離れてしまうことは非常に残念な思いだ。