中日から日本ハムへトレード移籍した郡司裕也捕手（２５）が２１日、エスコンフィールド北海道で入団会見を行った。同席した稲葉篤紀ＧＭ（５０）は「伸びしろもまだまだある。ファイターズの主力になっていける存在だと思っています」と期待を寄せた。背番号は「３０」に決まった。
一問一答は以下の通り。

―施設を見学し、一番驚いたところは
「僕はこの中で『それ？』って思われるかもしれないですけど、スターバックス飲み放題っていうのが一番、ちょっとうれしいです」

―中日時代からスタバを飲んでいたか
「遠征前はもう絶対、飲んでいましたのでありがたいですね」

―きのうナゴヤ球場であいさつしていたが、印象に残っている言葉は
「僕は大野奨太さんが同じ捕手で、すごいアドバイスをいただいていた仲なので、決まった時に『北海道はすごく良いところだ』と。『ファイターズもすごく良いチームだし、分からないことがあったら何でも聞いてくれ』っていうふうにおっしゃってくださったので、そこは心強いなというふうに思いました」

―パ・リーグのイメージは
「キャッチャーなので、配球とかが全然違うというふうによく、それこそ大野奨太さんから聞いていまして。ここでまだ真っすぐいくかみたいなところ。どんどんストレートで押していってという印象があるので、そこは準備していきたいと思います」

―話したい選手はいるか

「キャッチャーとしては全員ライバルだと思うのでアレですけど、バッティングの面では、僕は松本剛さんをすごいリスペクトしているので。自主トレで一日だけ、ご一緒させてもらったことがあって、その時にいろいろ聞いたこともあるんですけど、技術とか考え方とかを聞いてみたいと思います」

―それはいつか
「（昨年の）１２月末くらいに、たまたま僕がＥＮＥＯＳのグラウンドで練習する時に、一緒に松本剛さんが来ていて。たまたまごあいさつして、たまたま一緒に練習させてもらっただけなんですけど（笑）。そこで、はい。少しだけ面識はあります」

―日本ハム加入に際し、不安なことは
「今、住む場所が一番不安ですね。たぶん最初は寮とかに入ると思うんですけど。名古屋の家もバタバタで、まだ洗濯物も散らかっているので（笑）。そっちもちょっと、ちゃんとしなきゃいけないので。忙しくなるなとは思います」

―多彩な采配を披露する新庄監督とプレーする
「先ほど稲葉さんから、サインがものすごく多いという話をされたので。そこの準備は、はい、どんどんメモを取って忘れないようにしていきたいなと思います」

―大学日本代表でチームメートだった伊藤に連絡は
「はい。ＬＩＮＥで、軽く。『何でも聞いて』とは言われましたけど、稼ぎが全然違うので、あまり参考にはならなそうですね（笑）」