高校野球
2023/05/30 18:20

北海・今北主将 2ラン含む3安打2打点と躍動「夏も連覇できるように」【春季全道大会】

七回2死二塁、北海の今北(左)が2点本塁打を放つ(撮影・小田岳史)

■春季全道高校野球決勝 北海13―2北海道栄(5月30日、札幌円山)

4試合で打率.444 2本塁打 6打点

 主将の貫禄を見せた。3番に座った主将の今北孝晟二塁手(3年)が、七回に今大会2本目となる2点本塁打を放つなど、3安打2打点と主軸の役割を全うした。今大会は4試合で打率.444、2本塁打、6打点と躍動。昨秋の全道大会決勝で敗れた悔しさを晴らすためにも、最後まで負けるわけにはいかない。

今大会最後のアーチは「冷静になってボールをしっかり見て打つ意識」

 七回2死二塁、甲高い打球音が球場に響き渡った。曇り空を切り裂いた白球は、大きな放物線を描きながら、右中間スタンドに着弾した。今大会最後のアーチを今北は「素直にうれしかった。前の試合で1本もヒットを打てなかった。冷静になってボールをしっかり見て打つ意識がホームランにつながった」と振り返った。

昨秋全道決勝はクラークに延長の末1―3 「ミスで負けてしまったので…」

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