ファイターズ
2023/03/19 21:35

投手・矢沢 〝大物トリオ〟と対戦「自分もここまで来たんだなって思ってうれしかったです」

六回2死二、三塁で中田翔を打ち取り、女房役の宇佐見(右)とグータッチする矢沢(撮影・松本奈央)

■オープン戦 日本ハム4ー0巨人(3月19日、東京ドーム)

二刀流ルーキー投手に専念 3番手で登板し1回無失点 

 思い出の東京ドームで中田斬り! 日本ハムのドラフト1位ルーキー・矢沢宏太投手兼外野手(22)が19日、巨人とのオープン戦に六回から3番手で登板し、1回を無安打無失点に抑えた。この日は打者としての出場はなく、投手に専念。ビッグネームぞろいの強力打線と対峙(たいじ)し、坂本、長野には四球を出すも中田を右飛に抑え、開幕へ向けて弾みをつけた。

 「これだけ連続で、良い打者が続く機会はなかなかない。きょうは特に、今まで本当にテレビで見ていた方たちと対戦できたので、すごく良い経験になりました。楽しかったです」

坂本、長野に連続四球 元日本ハムの中田翔は右飛 

 マウンドに上がると、バッターボックスに次々〝超大物〟が現れた。1死後、まず代打で登場したのは、通算2205安打を放っている坂本だ。さらに続けて、代打・長野。人気者の登場で、球場は割れんばかりの大歓声に包まれた。「うわ、来たなーって感じでした。きのうから歓声も(他の選手とは)違いましたし、すごくオーラがあって、スターだなという感じで若干、攻めていけなかった」。レジェンドたちが醸し出す雰囲気に圧倒され、2人とも四球で歩かせた。

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