コンサドーレ
2023/03/14 18:00

札幌MF駒井が対人練習再開 「痛みは全然ない」昨年10月に左膝負傷

けがから5カ月。今季初の宮の沢で、対人練習を再開した駒井(左)(撮影・西川薫)

今季宮の沢初練習

 北海道コンサドーレ札幌はオフ明けの14日、今季初めて宮の沢白い恋人サッカー場で練習を行った。2022年10月8日の福岡戦で左膝前十字靱帯を損傷し、長期離脱が続いていたMF駒井善成(30)が対人練習を再開。4月中のリーグ戦復帰を目指して、状態を上げていく。

「一つ前に進めた。あとは怖さだけ」

 止まっていた駒井の時計の針が、いよいよ本格的に進み始めた。他のメンバーがボール回しなど軽めのメニューを終えてランニングを始めると、駒井はその輪を離れ、1人ピッチ中央へ。今季からトップチームのコーチに就任した砂川誠氏(45)らを相手にドリブル突破を図るなど、軽快な動きを披露。「5カ月ぶりに人と対人したり、自分のドリブルで突っかけたり。まだまだボールタッチとか全然足元についてなかったけど、一つ前に進めた。痛みは全然ないですし、あとは怖さだけ。一つ殻が破れたんで良かった。ちょっとずつ、思ってたところへ戻れる時が近づいてきてるので、残りしっかり状態を上げて、いいプレーができるように頑張っていきたい。4月に入ってからの公式戦はチャレンジしたい」と自身の今季開幕を見据えた。

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