キャンプ中に右膝を負傷　３月２日には左太ももに打球直撃

　日本ハムの五十幡亮汰外野手（２４）が７日のオープン戦・ロッテ戦から１軍に再合流する見通しとなった。キャンプ中の実戦で右膝を負傷し、５日に千葉・鎌ケ谷で行われた春季教育リーグ・ロッテ戦で約２週間ぶりに実戦復帰を果たしていた。

　度重なるアクシデントを乗り越えた。２月２１日の練習試合・中日戦で患部を負傷した五十幡は、１軍に帯同しながら調整を進め、３月２日の紅白戦に出場予定だった。しかし、試合前の走塁練習中に打球を左太ももに受け、復帰は延期に。出場機会を確保するため一時的に１軍を離れていた。

５日の２軍教育リーグで実戦復帰　「今年は１軍で戦い抜く」

　復帰戦となった５日の試合は六回まで出場し２打数１安打１盗塁。守備でも軽快な動きを披露し回復をアピールした。シーズン開幕まで残りは約３週間。「今年は１軍でシーズンを戦い抜きたい。コンディションを整えてオープン戦でアピールしたい」と開幕メンバー入りへ意気込んでいた。