ファイターズ
2023/02/25 20:10

清水 途中出場でサヨナラ打 正捕手争い真っただ中で猛アピール

九回1死二塁、サヨナラ二塁打を放ち、チームメートとハイタッチを交わす清水(撮影・桜田史宏)

■オープン戦 楽天4ー5日本ハム(25日、沖縄・タピックスタジアム名護) 

同点の九回1死二塁 右翼フェンス直撃の殊勲打

 崖っぷちを自認する男が意地の一打でアピールした。日本ハムの清水優心捕手(26)が25日、沖縄・名護で行われた楽天とのオープン戦に途中出場。同点で迎えた九回1死二塁の好機でサヨナラ打を放った。今春のキャンプは2軍から始まったが、本当の勝負はこれから。約1カ月後に迫るシーズン開幕へ向け、一気の追い上げを見せるつもりだ。

 1死から代打・奈良間が二塁打で出塁。気迫あふれるヘッドスライディングを見届けて、心にスイッチを入れた。「奈良間がいいヒットでセカンドまで行ってくれたので、負けない気持ちで打席に入った。少ないチャンス。結果を残したいと思っていた」。変化球を振り抜くと、高く舞い上がった打球は右翼フェンスを直撃。鮮やかな一振りでオープン戦初戦を勝利に導いた。

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