ファイターズ
2023/02/05 22:45

高卒2年目・達 紅白戦先発も野村に痛打「もっともっと突き詰めないと」 

紅白戦の白組先発を任され力投する達(撮影・大石祐希)

甘く入ったカット気味の137キロを左越えに 中軸候補の地力に現実受け止め

 2021年ドラフト1位で入団した日本ハムの達孝太投手(18)が5日、紅白戦で白組の先発を任され、洗礼を浴びた。四球に守備のミスも絡んで1点を失った後、紅組4番の野村佑希内野手(22)に痛烈な左越え二塁打を浴びた。

 先頭に四球を与え、盗塁と味方の失策で無死三塁となり、22年ドラ1の矢沢宏太投手兼外野手(22)=日体大=に先制の右犠飛を許した。2死後には野村と対戦。やや甘く入ったカット気味の137キロを見逃してはくれなかった。中軸候補の地力を見せつけられ「ジェイさんにすごい当たりを打たれて。もっともっと自分のボールを突き詰めていかないといけないなとあらためて実感しました」と現実を受け止めた。

試行錯誤続ける大器 松本剛を打ち取るなど収穫もあった

 3番の松本剛外野手(29)を143キロ直球で遊ゴロに打ち取るなど、プラス材料もあった。体を鍛えながら、試行錯誤を続けている高卒2年目の大器。主力打者との対戦には、たくさんの課題と収穫が詰まっていた。

あわせて読みたい