コンサドーレ
2023/01/14 19:30

DF濱大耀がスクールコーチへ BTOPサンクくりやまで現役も続行

札幌Uー18出身

 北海道コンサドーレ札幌は14日、2022年シーズンをもって契約満了となったDF濱大耀(24)が、コンサドーレサッカースクールのコーチに就任すると発表した。なお濱は23年シーズンはBTOPサンクくりやまに所属し、現役選手としても活動する。

 濱は札幌市出身。札幌U-18から17年にトップチームに昇格するが、20年までリーグ戦の出場はなかった。21年にJ3富山へ期限付き移籍したが、同年8月に左膝を負傷。翌22年は富山に所属したものの、けがの影響もあり公式戦の出場はなかった。通算成績はカップ戦7試合、天皇杯2試合出場で無得点。

 濱はクラブを通じて「この度スクールコーチとしてコンサドーレに戻ることになりました。プロキャリアを始めたコンサドーレで子供たちと触れ合い、成長のサポートができることをうれしく思います。コンサドーレにはユースから加入し、本当に多くの経験や勉強をさせてもらいました。そして、北海道でコンサドーレを中心に、いろいろな指導者の方の教えがあって今の自分があると感じています。自分自身の経験も交えながら、子供たちによりサッカーを好きになってもらえるように努力していきたいと思います。宜しくお願い致します」。

「このタイミングで辞めることに納得ができない」

 「また、同時に選手としてBTOPサンクくりやまでプレーすることになりました。昨年、想像以上にけがの影響が大きく、1年間ほとんどチーム練習に参加することなく終わってしまい、選手としての人生にどこで折り合いをつけるか熟考していました。その答えはいまだに見つかってはいませんが、このタイミングで辞めることに納得ができないこと、そして選手としてまた這い上がれると信じていることを理由に、もう一度自分自身と向き合い1年通してプレーできるように努力したと思い、この決断に至りました。今後もよろしくお願いします」とコメントした。