ファイターズ
FA近藤の人的補償にソフトバンク田中正義を獲得へ
16年ドラフトで5球団競合 通算34試合0勝1敗、防御率4.25
日本ハムがFA権を行使してソフトバンクに移籍した近藤健介外野手(29)の人的補償として、田中正義投手(28)を獲得することが10日、分かった。この日午前中、日本ハムからソフトバンク側へ通知された。
創価大出身の田中は、2016年ドラフト会議の目玉として5球団が1位指名で競合。日本ハムも入札したが、ソフトバンクが交渉権を獲得していた。
前日9日のスタッフ会議では、人的補償選手について話し合いが行われた。新庄監督は「大学時代(の映像)から見ていた。復活できるかどうかという見極めもね。最初の文字が『た』かな」と話していた。
プロ入り後はけがに泣かされ、プロ6年間で通算成績は34試合に登板して0勝1敗、防御率4.25。未完の大器が、北の大地で大輪の花を咲かせる。