冬季スポーツ
2022/12/28 21:05

0秒01差で男子500準Vの村上「すごく悔しい」全日本スピードスケート選手権

0秒01差で2位となった村上(撮影・桶谷駿矢)

■全日本スピードスケート選手権大会 第1日(28日、青森・YSアリーナ八戸)
▽男子500メートル

最後の200メートルに悔い「維持できれば国内最高記録狙えていたんじゃ」

 男子500メートルで自身の持つ国内最高記録34秒44の更新に挑んだ村上右磨(30、高堂建設)だったが、34秒66で優勝した新濱に0秒01秒及ばなかった。「最後の200(メートル)が減速してしまった。加速できなくても、維持できれば、国内最高記録も狙えていたんじゃないかって思えたので、すごく悔しいです」と肩を落とした。

 最初の100メートルを出場選手最速の9秒47で飛び出すなど、滑り出しは好調だった。しかし、最終コーナーで内に入りすぎたという。「(氷を)押せなくなった。インに入りすぎてブレーキをかけちゃうみたな感じになるので、なかなかきつかった」。

 課題のコーナーリングでミスは出たが、手応えも得られた。「第2コーナーに入った段階で負けるとは思ってなかった。自分が甘かったと思うので、次のレースに生かして頑張りたい」と雪辱を誓った。

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