ファイターズ
2022/12/13 18:00

万波が単身渡米で打撃改良に手応え 超一流との出会いに「ヤベーってなった」

11月の秋季キャンプでも熱心に打撃練習に取り組んでいた万波。アメリカの専門施設で行った秘密の特訓では大きな手応えをつかんだようだ

約1週間の武者修行「秘密の特訓です」

 日本ハムの万波中正外野手(22)が13日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で自主トレを行った。万波は4日に単身で渡米。約1週間を現地で過ごし、「秘密の特訓です。主にバッティングを学んできました」と、今オフの課題に挙げる打撃改良のポイントを洗い出した。今季チーム2位タイの14本塁打を記録した若き大砲は、飛躍のきっかけを海の向こうから持ち帰った。

 満悦の表情を隠しきれないほど、得たヒントは大きかった。アメリカでは専門の施設へ出向き、自らのスイングを解析。「機械で測定して、体をしっかり回すことの重要性や、自分ができていないことを明確にした。(右)肩が下がってバットが下から出てしまうのが直らなくて、どうにかしたかった。そこに関して色々なやり方を教わりました」と、悪癖矯正への確かな手応えをつかんできた。

新たな〝相棒〟携え帰国「総額は千ドルちょっと」

 帰国後は早速、打撃フォーム改善のための取り組みを開始。この日は現地で調達した金属製のバットを手に、打撃練習に汗を流した。購入したバットは5、6種類で、それぞれ長さ、重さ、重心のバランスが異なる。「総額は千ドルちょっとかな。できないことを矯正するための道具。プロに入って初めて金属で打って、新鮮です」と、新たに加わった〝相棒〟について説明した。

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