■Ｂリーグ東北カップ準決勝　レバンガ北海道８４－９１ＳＲ渋谷　第２日（１８日、秋田・タクミアリーナ）

　準決勝が行われ、Ｂ１レバンガ北海道はＢ１のＳＲ渋谷に８４―９１で敗れた。前半を４１―４０の１点差で折り返したが、第３クオーター（Ｑ）で同点に追いつかれると第４Ｑは決定力を欠いて逆転を許した。１９日はＢ３岩手と３位決定戦を行う。

強敵相手に佐古ＨＣ「良いゲームをした」

　競り合いを演じた。しつこい守りでボールを奪い、素早く攻めた。第２Ｑは１４点差をつけられた残り５分から追い上げ、ＰＦブロック・モータム（３１）がブザービーターの３点シュートを決めて４１―４０と一時逆転。後半も点を取り合った。
　もったいなかったのはターンオーバー１７。２３得点のモータムは「ボールを簡単に失いすぎたのが全て」と敗因を語る。

　佐古賢一ＨＣ（５２）は「あとは意識の問題」と、狙い通りの攻撃が増えてきたことを評価する。まだ調整段階とはいえ、天皇杯を２度制した相手にいっさい引かず、「われわれは非常に締まった、良いゲームをした」と手応えを口にした。