ファイターズ
2022/09/07 23:40

万波ナイストリックプレー! フェン直を単打にし得点許さず

八回表、無死一、二塁、捕球フェイク後素早く送球する万波

■日本ハム3-2オリックス(7日、札幌ドーム)

 「9番・右翼」で先発出場した万波中正外野手(22)のプレーが、絶体絶命のピンチを救った。1点勝ち越した直後の八回無死一、二塁の場面。吉田正の右翼への当たりに捕球体勢を取る〝フェイク〟を入れてから、フェンス直撃の打球を素早く処理。二走の福田は三塁ストップとなり、同点を阻止した。

「本当にうまくいってくれた」

 作戦が見事にハマり「最後まで希望を残す意味でもフェイクまで入れて、それで(ホームに)かえられたらしょうがないかなと。本当にうまくいってくれた」と一安心。日々の練習から準備してきたそうで、成功した要因を「ホーム球場なので、いろんな状況が重なったかな。(打球が)跳ね返る方向もある程度、分かっていましたし、僕のポジションもちょっと深めだった」と分析した。

 その後、井口が無死満塁のピンチを無失点で切り抜けた。「抑えるチャンスを残せたという意味ではすごく良かった。でも、あそこから3人斬る井口さんはさすがだなと思います」と先輩右腕をたたえていた。

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