高校野球
2022/08/29 23:00

来秋、2024年のセンバツ甲子園切符を懸けた戦いが札幌ドームで初開催

札幌ドームで握手する道高野連の坂本会長(右)と山川札幌ドーム社長

 道高野連と札幌ドームは29日、来秋の全道高校野球大会を、札幌ドームで初開催することを発表した。近年は、円山と麻生の札幌2球場で行ってきた。数年前から検討されていたが、来春、日本ハムが北広島市の新球場に本拠地を移転することから実現した。

日没や雨天延期がなくなる利点が

 秋は日没や雨による大会期間の延長が懸念され、それらを解消する目的で使用する。出場校は20チーム、総試合数は19試合となる見込み。日程は新チームの練習期間を少しでも長く取るために、例年より約2週間遅い10月18日に開幕。22日までに準々決勝を行い、休養日を挟んだ25日に準決勝2試合、26日に決勝を行う予定。それに伴い、支部大会も後ろ倒しになる予定で、すでに道内10支部には通達済み。札幌ドーム側は、球場使用料に関してアマチュア向けの貸出価格よりも低く設定する方針で調整中だ。

来夏の南北大会の準決勝、決勝は北広島の新球場で

 道高野連の坂本浩哉会長(57)は「大変うれしく思う。北海道の野球シーズンは短い。メリットは非常に大きい」と翌年以降も開催の可能性を探っていく。また、来夏の南北北海道大会の準決勝、決勝は北広島の新球場で行われることが決まっている。

 

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