ファイターズ
2022/07/19 23:20

近藤 苦境のチーム支える意地の適時打「一人一人できることを」

三回にこの日チーム唯一の適時打を放った近藤

■日本ハム1ー7オリックス(19日、京セラドーム)

 新型コロナ感染による離脱者が続出する中で、打線の中心に座る近藤健介外野手(28)が気を吐いた。山田監督代行の下、「3番・左翼」で先発し、まずは一回にオリックス先発の山岡から中前打を放って5試合連続安打を記録。さらに3点を先制された直後の三回2死二塁で、同じく山岡の直球を完璧に捉えて右前に運び、この日チーム唯一となる打点を挙げた。

 4打数2安打1打点で、打率は.293まで上昇。3試合連続複数安打と、ぐんぐん調子が上がってきた。試合後には「苦しい状況に変わりはありませんが、一人一人ができることをやっていくしかないと思います。今いるメンバーで、あしたも全力で試合に臨みたいです」とコメント。プロ11年目の大黒柱が、苦境に立たされたチームを支える。

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