２年目の道産子左腕が、あだ名呼びを歓迎した。先輩たちから「ねもっちゃん」と呼ばれることが多く、愛称として定着するよう活躍を目指す。この日はブルペン入りし、先発起用を想定して今キャンプ最多の１０７球を熱投。「思ったより疲れなかった。球もあんまり荒れることなく制球できていたので、いい感じです」と手応えをつかんでいた。（名護）

谷内「マルチに準備」

　２２日の２軍中日戦で左翼への二塁打を放つなど、今季は打撃でのアピールを続けている。「やっていることは、今のところ合っている」と自信を深めている。これからレギュラー争いが本格化していく。「どの仕事に当てはめてもできるように、そういうマルチな準備をしっかりやっていきたい」。自分を見失わずに、ポジションをつかみにいく。（国頭）

杉浦「普段通り」８６球

　１２日に左半膜様筋の肉離れ（１度）と診断されたが、すでに全体練習に合流。この日はブルペンで８６球投じた。「もう普段通り、という感じ」と回復ぶりをアピール。あす２５日は３０歳の誕生日を迎える。「プロ野球選手で３０と言えば、ちょうどいいとき。チームの中ではもっと若い選手が多いというだけ、まだまだ成長できる」と力を込めた。（国頭）