高校野球
2026/10/09 19:55 NEW

東海大札幌高が2年ぶり8強 反撃の適時三塁打放った1年生4番・中村佑志郎の兄は日本代表【秋季全道2回戦】

一回2死三塁、適時三塁打を放つ東海大札幌高の中村佑=撮影・中本翔

■秋季全道高校野球第3日(10月9日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽2回戦 遠軽4-7東海大札幌高

スピードスケート一家の末っ子

 2年ぶりの優勝を狙う東海大札幌高は、両チーム2桁安打の乱打戦を制して、この夏に続いて8強入りした。一回に3点奪われたが、その裏、2死三塁から1年生4番・中村佑志郎外野手の適時三塁打などで2点返すと、三回に逆転に成功。四回にはさらに追加点を奪って遠軽を突き放した。スピードスケート一家で育ち、次兄は2018年平昌五輪日本代表の奨太さん(33)。サラブレッド4兄弟の末っ子は、野球界で立身出世を目指す。

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 ピンチになればなるほど燃えるのは、負けず嫌いの3人の兄譲りだ。いきなり3点取られたが、東海大札幌高の強力打線がすぐに反撃に出た。2死三塁の好機で打席を迎えると、相手投手の配球データから「初球はスライダーが来るだろう」と狙いを定めた。予想はドンピシャ。背筋力190キロの体からパンチ力のあるスイングで、外角高めのスライダーを逆方向へ運ぶと右中間を真っ二つ。幼い頃にスピードスケートで鍛えた自慢の脚力で一気に三塁まで到達した。「自分は4番なので、そう簡単に甘い真っすぐは来ないと割り切って、真っすぐを捨ててスライダー1本に張って打ちました。ちょっと上げすぎたかなと思ったんですけど、いい感じに乗って打球が飛んでくれました」。主砲のバットで流れを引き戻し、三回以降の猛攻につなげた。

 この秋の支部予選2回戦の札幌西戦で公式戦デビューした。打順はいきなり4番。そこからこの試合を含めて3試合連続安打をマーク。「自分は足が割と速い方なので、1番か3番くらいかなと思っていたんですけど、チャンスがすごく好きで、特に初回の2アウトのチャンスが自分は好き。4番の3試合目ということで、だんだん慣れてきたので、落ち着いて打席に立てている」と胸を張る。遠藤愛義監督(42)も、中村佑の一打が大きな分岐点だったという。「まだ1年生ですけど、すごく思い切りのある子なので、体は小さいんですけどスイングも非常に速くて、今日も最初捉えたあとタイムリーですね、勝負強く打ってくれるところがあるので、4番で使って正解だった」と絶賛する。

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父や兄が行った白樺や駒苫ではなく…

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