水谷の取材中、ふと指先を見ると、ネイルアートが施されてあった。「この前、変えました。最初はキャンプだけだったんですけど、どうせ毎回、コーティングするんだったら、色付けても面白いなと思って、ハマっちゃいました」と春季キャンプ中のみならず、その後も続けていたようだ。

　現在はLABUBU（ラブブ）というキャラクターやドット柄が爪を明るくしている。ただ「ドットなんですけど、集合体、気持ち悪いなと思って…。僕のチョイスがイマイチでした」と苦笑いした。

　遠征先やチームスケジュールにもよるが、３週間ほどの周期でデザインを変更しているという。ネイルを見て、テンションも上がることも「あります、あります」とニッコリ。「でも、やってみないと分かんないですね。実際にやってみて、合う、合わないはあるし。色の『もうちょっとこうだった』とかそういうのがある」と打撃はもちろん、ネイルアートでも試行錯誤しているようだ。

　試合中はグラブや打撃手袋を着用していることも多く、テレビを通して見られる機会は少ないだろうが、水谷のネイルアートを一つの注目ポイントにしても楽しめそうだ。