【一問一答】田中正義 3年連続2桁セーブ マウンドでは「戦略的に…」
試合終了後、ガッツポーズを見せる田中(左)=撮影・桜田史宏
■セ・パ交流戦2回戦 阪神4-5日本ハム(6月4日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの田中正義投手(30)が1点リードの九回からマウンドへ。安定感のあるピッチングで3者凡退に抑え、今季10セーブ目をマークした。ソフトバンクから移籍した2023年から3年連続の2桁セーブを達成。試合後のヒーローインタビューと一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―試合を終えた気持ちは
「一番はホッとしています」
―どんな思いでマウンドに上がったか
「すごく良い場面でしたし、自分の力を思う存分、発揮しようと思ってマウンドに上がりました」
―投球を振り返って
「(伏見)寅威さんのサインを信じてミット目がけて投げられたので、良い結果が出たと思います」
―3年連続2桁セーブを挙げた
「ありがとうございます。やっぱり首脳陣の方に、信頼して送り出してもらっていると思うので、自分を信じて、これからもシーズンが終わるまで突っ走っていけるように、頑張ります。あ、愉しみます(笑)」
ヒーローインタビューで笑顔の田中(左)と山県
―応援してくれるファンへ
「まずは交流戦、しっかり勝ち越して、その先のリーグ優勝、日本一に向かって全員で進んでいくので、これからも応援よろしくお願いします」
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【囲み取材】
―久々のお立ち台だった
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「まさかお立ち台だと思わなかったので、たくさんの(自身の)タオルが見えて、より一層またあしたから勝ちに向かってやっていきたいなと思いました」

―1点差のマウンド。気持ちは
「(表情が)硬くなりすぎないように、表情からつくってやりました」
―あらためて3年連続で2桁セーブに到達したことについて
「監督、首脳陣の方が自分を信じてくれてというか、マウンドに上げてくださっているので、その思いに応えたいですし、まだまだ先は長いので、苦しいこともあると思うんですけど、シーズン最後までやり通したいです」
―長いシーズン。コンディションの保ち方は
「行きそうで行かない展開が多いので、なかなか精神的な難しさは、全員プロ野球選手である以上あるので、そことしっかり向き合いながら、いいコンディションでマウンドに上がれるようしていきたいですね」
―最後は自然と声が出た
「1点差ですし、きのう負けているので、なんとしてもきょうは勝たないといけないゲームだった。そこの勝ちを取れたのはうれしかったですね」

―阪神ファンの応援は聞こえたか
「きょうはあまり聞こえなかったですね。ただ、ブルペンで見ていて、なかなかパ・リーグの球団ではないような応援があるので、セ・リーグの応援は毎年、思いますけど」
―移籍1年目の笑顔と今は違う
「今は(表情が)硬くなっていると思ったら。表情から柔らかくするようにって感じです」
―あえて口を開けて笑う
「はい。戦略的に笑います(笑)」
勝利を決めた田中正(左から2人目)の元へ集まるファイターズの選手たち=撮影・岩崎勝