【一問一答】矢沢宏太 ピンチを未然に防ぐ 好守連発の裏にあった紺田コーチの教え
五回1死、ロッテ・池田の打球を好捕した矢沢
■パ・リーグ10回戦 ロッテ0-1日本ハム(6月1日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(24)が中堅でスタメン出場し、再三のファインプレーでチームを救った。安打性の飛球をダイビングキャッチし、強肩を生かして補殺もマーク。バットと足でサヨナラ勝ちをお膳立てした前日の試合に続き、この日は守りで見せた。試合後、取材に応じた一問一答は以下の通り。
―好守で失点を防いだ。試合後、新庄監督も褒めていた
「いいところに飛んで来ましたね。深く守っていて前のフライを捕るとか。走りだせば、スピードはあるので」

―八回の補殺も大きかった
「しっかり安全にいきました。コントロールしながらステップ踏んで投げた感じでした」
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―難しい飛球もあったが、スタートは完璧だったか
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「スタートは打球を見てから。今は紺田コーチ(2軍外野守備走塁担当)から言われているんですけど、(体が打球に)反応してしまうので、勝手に。反応してしまう分、走路のミスが起きやすい。しっかり打球を見て判断してから走りだす、というのを意識しています。だから、捕れたかもしれないな、という打球が増えるかもしれないけど、うまくなるための段階として、見て正しい走路で向かって行くことを大事にやっていこうと(教わりました)」
―正しい走路で追えたから、難しい打球を捕れたか
「そうですね。きょうも、ああいうフライを捕れたので、走路も良かったかなと。最短距離で行けていると思います」

―好投していた北山を助けたいという気持ちも
「そうですね。北山さんのためもありますけど、自分のためですね。自分が守れれば終盤、守備固めを出されなくなりますし、守れるということで試合に出られる確率が高くなるので」
―3連勝で交流戦に入っていける
「交流戦に向けて、ここを絶対に勝ちきろうと、チーム内で話していましたし。いいゲームだったなと思います」

―31日は打って走って、きょうは守って。いいアピールができているのでは
「きょうも打ったら、あすはいいオフだったんですけど(笑)。打っていないので。モーレ(レイエス)が最後、打ってくれて救われた。もっと打てるようにやっていきたいです」